ヴォイスアウトアカデミー塾長 marinです。
「安心感」は目に見えるものではないけれど、私たちの毎日の言動や人との関わり方に、大きな影響を与えています。
たとえば、こんなこと、ありませんか?

- 上司にちょっと指摘されただけで、一日中気になってしまう
- 同僚が自分抜きで話しているのを見ると、なんだか不安になる
- 自分の言った一言で「もっと適切なものがあったんじゃないか?」と何度も思う
- 発言したことが伝わっていない気がして、ヤキモキしてしまう
- 質問したことに知りたかった答えが返ってこなかった時、再度確認することに抵抗がある
これらはすべて、「安心感」があるかないかで感じ方や反応が変わる出来事です。
もう少し具体的な例を出していきますね♪
安心感がある人 VS ない人 ~会社での具体例~
【上司からの意見を求められたとき】
安心感がある人:「どうなるかは分からないけど、自分なりの考えを伝えてみよう」と前向きに発言できる
安心感がない人:「何て言えば正解?」「怒られたくない」「私に何を求めてるの?」と萎縮してしまう
【同僚と意見がぶつかったとき】
安心感がある人:「そういう考えもあるよね」「その視点なかった!すごいっ!」と受け止められる
安心感がない人:「否定された」「私に嫌がらせした」「どうして共感してくれないの?」と感じてムッとしたり距離を置いてしまう。
そしてこうなるのがイヤだから「あなたに任せる」「なんでもいいよー」といつも譲ってしまう。
【部下からの要望や意見を受けたとき】
安心感がある人:「そんなふうに考えてくれてたんだ」と感謝できる
安心感がない人:「バカにされた?」「立場が崩れる」と不安や怒りを感じる
【同僚たちが複数で話してるとき】
安心感がある人:「なんかみんなで話してる。でも私は仕事終わらないよー!」と自分のことの考える。
安心感がない人:「どうして私も仲間に入れてくれないの?」「もしかして私のこと話してる?」「どうせ私と話してもつまんないだろうしね」と不安や怒りを感じる
【忙しいときに新たな仕事を頼まれたとき】
安心感がある人:「今、○○の仕事で忙しいのですぐには取り組めないです。終わったあとでもいいですか?」と状況説明と提案ができる。
安心感がない人:「え!?無理。でも断ったらイヤな顔されるよね?」「私なら出来ると期待されて頼まれているのに、断るなんて申し訳ない。大変なのは私だけじゃないんだから…」と不安や焦りを感じる
こうした違いは、ほんの些細な出来事のようでいて、実は心の土台の差が大きく影響しています。
安心感があると、見える世界が変わる
安心感があると、周囲の出来事に対して過剰に反応することが少なくなります。
- 上司に注意されても、「改善すればいいだけ」と冷静に受け止められる
- 仕事が手いっぱいのときは安請け合いをせず、状況説明と提案ができる
- 同僚が不機嫌でイライラしていても「何かイヤなことでもあったのかな?」と様子を見れる
- 意見の違いがあっても「話し合えばいい」「どうしてそう思ったのかを聞いてみよう」と思えるから、無用な衝突を避けられる
- 分からないことは、相手の顔色を気にせず質問や確認をしてスムーズに仕事が行える
- 悪口や不平不満を言っている同僚に「わかるよー、いいたくなることもあるよね」と共感、寄り添うことができる
つまり、他人の言動に“一喜一憂”をしないんです。
どんなときも、自分の中に「なんとなく大丈夫」という感覚がある。
それが、安心感という“見えない土台”の力です。
これはどれだけ知識を沢山持っていようと、出来ることではないんですよね♪
安心感がないと、心が振り回されてしまう
反対に、安心感がないと、些細なことに大きく心が揺さぶられます。
- 上司のちょっとした指摘に「嫌われたかも」と不安になり、眠れなくなる
- 同僚が自分抜きで話しているのを見て、「仲間外れにされてる」と傷つく
- 部下の軽いひと言に、「バカにされた」と感じて怒りがこみ上げる
- 意見が通らないと、「私は認められてない」「どうせ私なんて…」と自己否定にハマってしまう
- 「あの人が○○と言った!」「この人は○○してきた!」「だから許せない!」と怒りを感じる
- 「これ、お願いできる?」と疑問文で聞かれた質問に「それ、私にやれってことでしょ!断ったらどうせイヤな顔するよね!?」とモヤモヤと怒りが湧いてくる
- 「わからないけど、聞いたら怒るよね?迷惑だよね?こんなこと誰も聞かないよ」と自己完結して、前にも後ろにも進めなくなる
こんなふうに、心の中はザワザワしていて、常に他人の言動に気持ちが引っ張られてしまいます。
自分の人生は、自分のものなのに、いつの間にか他人の人生を生きてるんですよね。
本人は一生懸命前向きに生きようとしているのに、 どこかでずっと、感情のジェットコースターに乗っているような疲れを感じてしまいます。
安心感は“教わる”ものではなく、“育つ”もの
安心感は、すぐに身につくものではありません。
少しずつ“育っていく”もの。
ダメな自分、弱い自分、出来ないとき、失敗したとき、誰かに
- ちゃんと話を聞いてもらえる
- 否定されず、受け入れてもらえる
- 共感してもらえる
そんな小さな体験が重なることで、 自分の中に「私はこのままで大丈夫なんだ」という感覚が根づいていき”安心感”の種が撒かれていきます。
安心感が育つと、自分軸と自信がついてくる
安心感が育ってくると、
- 他人の評価や言葉に振り回されなくなる
- 自分の中から湧いてきたすべて感情に「いいよ」と言ってあげられる
- みんなから好かれなくてもいいと思える
- 選択に迷ったり、何か起こっても「きっと大丈夫」「なんとかなる」と思える
- 悪口や否定も自己実現するためのアドバイスと思える
- 自分と相手…双方にとって良い方を選ぶことができる
こうした感覚が、自己肯定感や自分軸、そして人生に対する信頼感につながっていきます。
実は何かを叶えていく時には、多くの場合周りからの否定、悪口を言われることはよくあるんです。
ですが”安心感”がある状態で、冷静に話を聞いていると「あ、これが叶わない原因になってて、解消出来たら実現できる」ってことを結構言ってくれてるんですよね(笑)
ただこれも
●私のことを誰も攻撃しないし、傷つけない
という安心感という“土台”ができているからこそ、思えることで、それが仕事でも人間関係でも、反映されます。
ヴォイスアウトアカデミーは「安心感」を育てる場所
ヴォイスアウトアカデミーでは、安心感を育てることを何よりも大切にしています。
そのため私は“先生”ではなく、“友達の友達”や“遠い親戚”のような距離感で関わりたいと思っています。
あなたが、安心して自分を出せる場所。 誰かに何を言われても振り回されない自分軸を持てるようになる場所。
そんな関係性の中で、少しずつ安心感が育ち、あなたらしい未来が始まっていく。
そんなサポートができたら、嬉しく思います。
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